第149回

大東市
大野

祭禮











'13/10/19

 

大東市の大野の祭を見に行きました。
なぜ一町だけを見に行ったかというと、
この地車を見たかったからです。

実はこの地車、大東市では唯一の下地車。
岸和田市畑町で大正四年に新調(先々代)、
昭和二十四年に大阪市鶴見区諸口へ。
平成十二年にここ大野へ嫁ぎました。

パッと見、上地車風ですが
細部を見ると下地車であることがわかります。

この日は町内曳きの日でした。
町内を周り、御花をいただいた家の前で
大阪締めをします。

大野はJR学研都市線住道駅の南西側、
周辺は住宅街ですが、
大きな会社や商店が多い場所です。
実は自分の勤務先もすぐ近く。

町内を回って休憩に入ったので
地車を見せてもらいます。

担い棒や欄干などは上地車風です。
腰回りは土呂幕と連子の2段。

屋根も獅子噛や屋根飾りがついていますが
形は下地車。

見送りは三枚板になっています。

織台や後梃子、台木は下地車そのもの。

台木には昭和五一年の修理について
書かれてました。

土呂幕にあった彫り物、巴御前?

堤はないですが前梃子はついています。

枡組や枡合もあります。

古い下地車の形が
そのまま残っているのでしょうか。

再び曳行が始まりました。
ここまで見て帰宅しました。

法被の意匠は軍配、
地車の嫁ぎ元の鶴見区諸口も同じです。
  ↓
鶴見区諸口

鶴見区諸口も大阪市内では唯一の下地車。
面白いつながりです。


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